【メタ考察】Mid Irelia

こんにちは。今回はSKT T1のFaker SenpaiがLCKでpickした、mid ireliaについての考察です。
SKT vs KOO, Game 1 | LCK Summer 2015 W3D1 | SK Telecom T1 vs KOO Tigers


もくじ
1. なぜ、midでireliaを使うのか?
2. 始める前に(ルーン・マスタリ・スキルオーダー・ビルドパス)
3. 集団戦での役割
4. 長所 短所
5. おわりに


1.なぜ、midでireliaを使うのか?
Ireliaは本来、W上げによる1v1の強さ、サステインの高さでtop laneを維持し、trinityという一つのパワースパイクを迎えた後の追撃力、バースト、DPS、CC耐性により中盤のcarryとして使われることがとても多かったです。
つまりTop ireliaは1v1に強いというIreliaの特性を生かしながらも、小集団戦に強く5v5の集団戦にあまり強くないというtopに必要な要素に反した性能でした。
その点で、midにireliaを送り込むことにより、小集団戦に強いIreliaを最大に活かすことができます。midは、集団戦に参加しやすく中盤に確実なダメージを出力することができます。
W捨てであるため1v1の性能はさほど高くなく、DPSに優れていませんが、その代わりにバーストと対象指定の強いCCを持っています。中盤の集団戦、trinityを所持した後にパワースパイクを迎えるのはtop ireliaと同様で、Wのレベルが上がることによる1v1性能の上昇を活かして、中盤強く終盤はtop laner達との1v1も担えるようになります。
射程650のQでミニオンを踏み台にしてから、もう一度射程650で近づけるireliaのプレッシャーは、敵のmidに大きな圧力をかけることができます。もともと現在使われているmid lanerはcassiopeia、azir、kogmawやvarusといった1v1のソロキルを狙うタイプではなく、pokeや集団戦を重視したチャンプが多くfarmタイプが多いです。gank合わせに強いireliaはそれらのタイプのmidlanerに簡単なファームをさせないための圧力を持っていることも大きな強みです。その圧力を高めるために、igniteを持ちます。
プロシーンの試合というのは、15分前後でもう試合が決しているとよく言われます。その前後でパワースパイクを迎えるireliaを、最も試合を動かせるmidに配置することで、試合の流れを掴むことが目的だと考えられます。


2.始める前に
マスタリー・ルーン
midi relia faker
mid irelia rune

スキルオーダー
REQW
今回のFakerのIreliaはWを捨てていました。継続的に続く1v1の場合、Wはとても有効に働きますが、今回は集団戦での行動を重視しているため、WよりもQを優先しています。
ビルドパス
フラスコスタート→Trinity→マーキュリー靴→フロハ→王剣→バンシー、omenなど
フローズンハートを王剣より先に積む理由は、Wを捨てているので王剣を先に積んだところでASに高い価値が無いことが挙げられます。Wが育ってきた時点で王剣が出来ればいいでしょう。この時点で育っている相手はsivirだったこともあり、フローズンハートでCDとARを上げて硬さと強さを両立する構えです。


3.レーニングと集団戦の役割
レーニングはQとWのパッシブによるタワー下CSの取りやすさ、push力の無さなどもあり基本的にタワー下でのファームが基本になるはずです。
ireliaのタワー下の耐えやすさは、zedやyasuoよりもっと高いです。その理由の一つとして立ち位置の自由があります。
立ち位置の自由というのは、一般的にmelee DPSというのはミニオンの横に位置取りしてLHを取ります。そのためスキルショットの狙いの的になってしまいますし、その分で体力を消耗してしまいます。
一方ireliaは、QによりLHを取るときの立ち位置がQの射程である650の範囲となります。これにより相手に狙われにくい状態でファームをすることができるため、体力の消耗も少なくファームをすることができます。
集団戦の際、AoEのultはできるだけ多くの敵に当てることが重要です。多くの敵に当てることによりHecarimのような持久力を保ちながら、1体にCCとバーストをお見舞いする事ができます。
ireliaはinitiaterではないので、味方のinitiateに合わせるか敵を囲い込むことが必要になります。入るタイミングとしてはタンクと同時、もしくは少し遅いぐらいがもっともいいタイミングです。
狙う敵はDPSです。ADCやAPCを狙うべきです。敵からのバーストを貰わないようにスキルを見ながら入りましょう。


4.長所 短所
長所
中盤に迎えるパワースパイクにより、ゲームメイクがしやすい
1v1の重要性が下がるmidに行くことで、小集団戦に重きを置いたスキルオーダーにできる
強いCC、高い機動力・追撃力、高いバーストダメージ、パッシブとultの回復による耐久性
gank合わせがとても強いため、midへの強い圧力がある
E上げによる低ヘルスからのカウンター性能の高さ
topに集団戦の強いチャンピオンを配置することができる
厳しい相手にも土下座力の高さがあるため、とても厳しいマッチアップというものがない
短所
late gameでのパワースパイクの衰え
push力のなさ(早いpushをするためにはultを使う必要がある)
topにDPS AP championを配置したいので、topのpick幅は狭くなる
土下座が基本になるため、ファームに慣れが必要
ほとんどの攻撃手段が対象指定なので、敵チームのcarryにtankが重なると狙いにくい


5.おわりに
irelia midの最も大きな特徴は、中盤の強さを小集団戦で活かすということです。小集団戦に参加すること=mid ireliaの強さと言っても過言ではありません。
しかしpush力の無さが少し厳しく、常にpushされることが多いため、タワー下での高いCS精度が必要です。まあ、タワー下CSは取りやすいので大した問題にはならないかもしれませんが。
今回のSKT vs KOOのゲームのteam compとしては5v5の集団戦よりも、evelynnやcorkiといったチャンピオンをpickし、小集団戦に重きを置いたteam compにしています。topに集団戦に強いrumbleを配置したのは、5v5をultにより敵を分断し小集団戦の形式を作ることもできる。そのうえAPのDPSということで最も相性がいいtop lanerだと考えています。
チームのメンバーがAPのDPSを出せるrumble、evelynnといったチャンピオンをpickし、中盤で試合を決定づけるような展開にしたいならば、mid ireliaは良いpickになります。
皆さんもMid ireliaをプレイして、Fakerごっこをしてみませんか?

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