こんにちは。
現在KindredはChampion.gg(Platinum以上の戦績のみ集計するサイト)で
勝率54.63%と、圧倒的な勝率でJungle1位になっています。
そして、このチャンピオンの面白い点は
リーグ全体で見た時、少し勝率が落ち(50%ほどに)、
Platinum、Diamondで勝率が上がるということ。
最近7日間の勝率 - ブロンズとPlatinum
これはどういったメカニズムか? Kindredの扱い方と共に解説しましょう。
■ Kindredのビルド組み立て方
Kindredのビルドで、まず悩むのは



Champion.ggのビルドを見れば、使用率も勝率も

「とりあえずDevourer積んどきゃいいんだな!」と思ってしまいがちですが、違います。
Kindredのスタックが溜めやすい時間帯というのは、
カウンタージャングルがしやすい状況です。
敵がレーニングフェイズで忙しい2分~10分ほどの間に、
Kindredのスタックを必死で溜めてください。
カウンタージャングル、Gank、何でもいいです。
Kindredのスタックは、終盤どれだけ活躍できるかの指標になります。
目安として、10分時点で4Stacks以上あればDevourerはいい選択だと思います。
それより下ならば、Warriorを採用しましょう。
靴は



さて、Jungle Itemを完成させたら、

ここは固定してしまってもいいです。追撃力、戦闘力、サステイン全てを与えてくれます。
そこからは





ダメージ目的ではなく”戦闘中の機動力確保”という点が大きいです。
Snowballしているなら非常に強力ですが、固定するアイテムではありません。
■ なぜ勝率の差が生まれるのか?

これはChampion.gg(プラチナ以上のみ集計)に載っている、プレイ経験ごとの勝率です。
5-15回しかKindredをやったことがないプレイヤーより、
15-50回Kindredをプレイしたプレイヤーの方が勝率が高く、
50回以上になると更にそれが顕著になります。
125回以上プレイしたプレイヤーがいないため、
プレイするほどに勝率が上がるチャンピオンだと言えます。
というのも、プレイ回数がここまで反映されるということは、
かなり習熟が必要なチャンピオンであり、難易度の高いチャンピオンです。
また、上で紹介したような「勝率が高いビルドを固定で使う」というのも、
低レートで行われがちです。

上で紹介した

Devourerを積む条件が整っている状況が既に有利だからです。
Kindredのスタックを貯める時間はearly gameの段階が最も簡単で、
それ以降難易度が上がっていきます。
序盤の有利を更にSnowballさせるのに有効なのが

”Devourerを積んだ際の勝率が高いから、Devourerを積む”というのは良くありません。
また、Kindredのプレイヤーを観戦していて感じたことは、
低レートでは非常にスタックの意識が薄いです。
KindredのPassiveスタックは、”Kindredの全て“と言っても過言ではありません。
序盤から積極的なCounter Jungleでスタックを溜めていかないと、
中盤以降、非常に存在感が薄れます。
それを示すのはChampion.ggのこのグラフ。

これはゲーム時間ごとのKindredの勝率です。
彼女のスタックは序盤25分まででほぼ完成されており、
それ以降は非常にスタックを増やしづらくなります。
PowerSpikeは序盤で、序盤の有利とPassiveのスタックを活かした
Dragon / Baronのオブジェクトスピードの早さは非常に強力です。
このグラフはPlatinum以上のプレイヤーが、
正しくスタックを回収した場合のWin Rateです。
つまり、このグラフよりかなりスタックへの意識が薄いプレイヤー達は、
おそらくこのグラフを左にずらしたような勝率になるはずです。
もちろん、この記事を見たあなたは、レートに関わらずKindredで勝てるでしょう 🙂
■ あとがき
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