【MSI2018】グループステージ3日目が終了!試合から見るバロンの重要性!

こんにちは。MSI2018が結構波乱含みな内容になってますが、まだグループステージなのでまだまだこれからといったところでしょうか。

グループステージが終了後、ノックアウトステージ(上位4チームでトーナメント)が行われます。そちらではBo5なので、新しい戦略が披露されたり、相手への対策がより密に行われるでしょうね。

 

というわけで、結果を見ていきましょう。あとはおまけで、バロン周りの戦略が面白かったのでそちらを特集みたいな形で見ていきます。

 

 

グループステージ順位(Day3終了時)

  1. Flash Wolves (6-0)
  2. KING-ZONE DragonX (4-2)
  3. Royal Never Give Up (3-3)
  4. Fnatic (3-3)
  5. Team Liquid (1-5)
  6. EVOS Esports (1-5)

まさかのFlash WolvesがKZにもRNGにも勝利し、無敗でここまで来ました。一方のKZは、ノックアウトステージに向けて調整しているように見えますね。

6チームのうち4チームはノックアウトステージに進めるのと、グループステージを1位で抜けることにあまり意味がない(1位と2位の違いは、3位の相手か4位の相手かを選べるだけ)ため、グループステージで調整するのも戦略のうちといったところでしょうか。

 

 

バロンを取るための戦略

Flash Wolves vs Royal Never Give Up

Flash Wolvesの強さを象徴する試合としてわかりやすいのが、やはりこの試合でしょうか。おそらくテレポートエズリアルを多く試したわけではないでしょうが、その戦略をしっかりと理解して序盤をスローテンポに進めて、オブジェクトコントロールだけで試合を優位に進めていきました。

 

3デスは最後に試合を決めるためのデスなので、実質的に3キル3デスというロースコアで試合を畳むことができました。ゾーイがゾーニングを行いタワーを破壊、トランドルとジャンナでゾーニング、無理なエンゲージには単体ダメージの高いチョガスとエズリアルがいるのでフォーカスして落としきるという構成なので、ロースコアは思い通りに試合を運んだ結果と言えるでしょう。

 

その中でも面白かったのが上記動画のタワー破壊からのスニークバロンです。FWは一直線にバロンに向かっていますが、RNGとしてはエンゲージツールとして

  • カルマのREによるMS増加+マオカイ
  • マオカイのテレポート
  • オラフのUlt+他のエンゲージツール(モルガナRなど)

のどれかが必要になります。

この時点でマオカイのテレポートはまだ上がっておらず、その選択肢は存在しません。おそらくタイマー管理していたでしょう。

そして、カルマとマオカイのエンゲージですが、トランドルがカルマの入ってくる動きをピラーで完全に止めたので排除されました。残りはオラフのエンゲージぐらいですが、モルガナとカルマがピラーで分断されたことによりそれも厳しくなります。

 

そしてこのタイミング、赤バフがスポーンするタイミングでもありました。RNGは見ての通りUziを守る構成を取っており、赤バフはかなり重要なファクターです。そのためFWは赤バフを奪おうとしてくるはずだと踏んだRNGの動きを逆に利用して、スニークバロンが気付かれるまでの時間を稼いだのです。

 

策に引っかかってしまったRNGは赤バフを取ってからやっと不自然さに気付き青トリンケットを使うのですが、時既に遅し。チョガスとスマイトならヘルス2000程度から取れる範囲なので、しっかりと連携が取れていれば相手にスティールチャンスはありません。ですからエンゲージさえされなければバロンは安全に確保できるというわけです。

 

 

バロンファイトを強いる戦略

KING-ZONE DragonX vs Fnatic

Fnaticがグループステージで初勝利を掴む相手がKZだなんて誰が予想したでしょうか。最高に熱い試合でしたね。

さて、この試合は先ほどのFWとは対照的に、Fnaticはファイトの手段としてバロンを利用しました。既に有利な状況の場合、試合が長引いてその差が徐々に狭まっていく展開が一番嫌なわけですが、それをさせないために敵にバロンファイトを強いるのはよく見られます。そんな中でも、こんなに美しくカウンターが決まるのは珍しいですが…。

 

上記の動画47:05あたりから、バロンの攻防は実質的に始まっています。まずKZはbaitを警戒してラカンがQで、そしてザックがフェイスチェックで可能性を潰しつつ、青トリンケットを使ってバロンの可能性がないことを確認しています。その後、オーンとトリスターナがバロンに攻撃し始めたのを見て、エンゲージをしようと2つの方向から仕掛けていっています。

 

2つの方向から行ったのは、1つの方向からだとオーンのUltで最悪な状況になる可能性があるためです。ですから2つの方向に分かれて、まずはバロンを止めつつ、いいエンゲージができればKZにとって有利な状況になるはずでした。

ですが、Fnaticの1度目の狙いはバロンを取りきることではなく、バロンファイトでした。2つの方向から来ることを予想して、一つの方向からのエンゲージをブラウムが防ぎつつ、もう一方ではピックアップを行うのが彼らの狙いでした。そしてそれが上手く刺さったと言えるでしょう。

 

バロンピットには視界がなく、まずラカンはバロンピット内にワードを刺す必要があります。スカーナーはそこを狙っていて、ワードが刺された瞬間にフラッシュ、逃げる隙を与えずUltをしました。これでまず一人は確定でキルできるわけですが、この場面でザックがエンゲージをしていればおそらく負けていたのはFnaticだったでしょう。ですが、それを完全に防いでいたのが孤立したブラウムです。

この状況において、Fnaticはマクロが優れているというより、相手の動きを読むことに優れていると言えるでしょうね。

  • オーンがいるこちらに対して1方向からエンゲージしてくることはないので、それを読んで2方向からのエンゲージに備えた。
  • ラカンがバロンピットにワードを置いてくるはずなので、来る直前になると壁際に移動しキャッチに備えた。
  • ブラウムを守りに置くのではなく、あえてエンゲージを止めるためのゾーニング役として孤立させた。

考えてみれば分かることかもしれませんが、それを試合中に行うのはあまりにも難しいです。敵チームがどう考えているかは、見えるものではないです。そのため起きていることから対策を練るよりも何倍も難しく、リスクが大きいです。

実際、もしKZがオーンのUltを警戒せず、上側から正しい陣形でエンゲージをしていれば、孤立しているブラウムは味方の方に行けず不利になっていたのはFnaticの方でした。つまり、このバロンファイトは戦っている相手(KZ)の頭脳を信用した結果だと言えるでしょう。

 

 

あとがき

KZが最強だと思っていたら、蓋を開けたらFWが最強でした。…といっても、まだグループステージなので、チームの強さを決めるにはまだ早いですね。私は今回のMSIではどこのファンというわけでもないので、純粋に試合を楽しめています。

今日も18時からグループステージがあるのでお酒でも飲みながら視聴しましょう!今日の1戦目はKZ vs RNG!楽しみです!

RiotGamesJPのライブビデオをwww.twitch.tvから視聴する

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