【ケイン考察】ケインくんは2回も壁を越えられるし、師匠であるゼドのことも2回ぐらい越えるんじゃないかな

Patch7.14でケインが実装され、皆さんも一度は使ってみたのではないでしょうか?

しかし彼、使い方自体はそれほど難しくないものの、若干理解するのが難しいチャンピオンです。今回は彼の運用方法について簡単に書いていきます。

 

 

ダーキンと影の暗殺者について

まず彼のダーキンと影の暗殺者の使い分けですが、敵タンクに有効なのはダーキン、敵キャリーに有効なのは影の暗殺者です。ダーキンはQとRという二つの最大ヘルス割合ダメージを持っているうえ、体力を回復する手段もあるので、継続戦闘能力が高いタンクキラーとして働きます。

対して影の暗殺者は機動力が高く、Wが移動しながら使えるようになるため、瞬間火力を出すアサシネーションが可能です。現状ダーキンの方が評価されているように感じますが、私としては、使いこなすことができればどちらも非常に強力なチャンピオンだと考えています。

 

変身できるという特性上、ケインについては二つに分けて考える必要があります。アイテムビルド、マスタリー、ルーン、全てダーキンと影の暗殺者で違ってくるため、それを理解した上でプレイをする必要があります。

 

 

 

ロールや運用について

影の暗殺者

今日のEULCSでFnaticがMid ケインをピックしたのをご存知の方は少なくないと思いますが、その試合のマッチヒストリーを貼っておきます。(この試合はPatch7.14で行われており、Patch7.15で行われた影の暗殺者のBuffは適用されていません。)

2017 EU LCS Summer W8D2G2 | Fnatic vs Misfits | Match History

このようなアサシン運用が今後増えるかどうかはまだわかりませんが、少なくともこの試合で最も観衆の目を奪ったのはCaps Kaynでした。対チャンピオンダメージはトップと、データから見ても十分に働いたように思います。

 

注目したいのは彼のビルドで、見てみればこれまでの一般的なケインとは全く違う運用をしているのがわかります。画像が見づらい場合はマッチヒストリーからご覧ください。

 

スキルオーダー

R>W>E>Qです。Wは非常に高い基礎ダメージと良いスケーリングを持ち、更に安全なウェーブクリアを支援します。敵チャンピオンにWを当てることで優秀なダメージトレードとして、また、変身するまでの弱い時間帯を凌ぎきる目的があります。Wは移動しながら使えるため、後述する影の暗殺者のアサシンスタイルと非常にマッチします。

Jungle運用する際は、序盤のジャングリングを楽にするため、Qを3ほど取っても良いでしょう。

 

ルーン

脅威ガン積みです。持っていなければADルーンでも問題ありませんが、敵キャリーへのダメージを上げたい場合においてADは脅威に劣ります

 

マスタリー

キーストーンには死神の残り火を採用します。ケインの変身は敵にダメージを与えることによってゲージが溜まるシステムですが、Dotダメージでもゲージが溜まります。

そのため、より早く変身するために死神の残り火を採用しましょう。影の暗殺者は集団戦中に何度もIn-Outを繰り返すチャンピオンなので、そういう意味でも相性が良いです。

 

アイテムビルド

1st item :  基本的にコレです。コラプト積んで早く変身するのもあり。

Boots :  or  足が速いと夢が広がります。基本的にモビリティ。

Core :   確定で積みます。ダスクは非常に相性がいいので、早めの完成を目指しましょう。

Situational :     この4つの中で残りの枠を埋めます。フロントを殴らないので、LW派生のアイテムは基本的に必要ありません。相手のADCがアーゴット、Midがガリオとかなら積みましょう。

 

運用方法

序盤は高い基礎ステータスがあるので、多少ダメージを喰らってもWでハラスしながらレーンを調整していきましょう。ただし、ソロキルチャンスはまず無いので、ハラスをしない特殊なMelee相手でもない限り、ドランシールドで耐えるレーン戦になります。

特にレーンが中途半端に敵の方で止まってしまった場合、スキルをフルに使ってダメージを受けてでもプッシュしきりましょう。中途半端な位置だと、Gank耐性がないので簡単に死にます。このあたりは経験なので、何度か死んで学んでもいいと思いますが…。

 

中盤の15分ぐらいまでには変身しておきたいので、11分ぐらいまでに数キルに関われるように仕掛けていきましょう。2つの壁越えによる高いマップ支配力と機動力、Ultによるタワーのターゲット外しなどで、TopやBotにタワーダイブを仕掛けやすいチャンピオンです。PushしているレーンにJunglerと協力して仕掛ける、また壁を使ってレーンサイドから普通のGankを仕掛けるなど、変身前でも戦闘への影響力こそあまりないものの選択肢が多いチャンピオンです。

なぜ11分ぐらいまでにかと言うと、ダーキンのためのゲージが溜まってしまった場合のことを考慮してです。ダーキンの変身が先に準備完了してしまった場合、暗殺者に変身できるまで待ちましょう。

 

中盤以降は、ゼドやタロンのように暗殺を狙っていきましょう。この際、影の暗殺者にとって非常に重要なTipsがあります。アサシンのように入らず、なるべく安全な距離を取ることです。

というのも、影の暗殺者フォームはアサシンでありながらアサシンでないのです。QとE、Rという追撃するツールがあるものの、それらはダメージとしてはあまり信用できるものではありません(特にこのW>E>Qのスキルオーダーでは)。

そのため、ゼドやタロンのように、暗殺をするために積極的にオールインしていくのは危険です。もちろん、キルラインが見えている場合はオールインしますが、影の暗殺者は時間をかけた暗殺をするのが強力です。

ダスクブレードが完成していた場合、W→AAで一度目のバーストダメージを与え、逃げる敵に対してEやQ、Ultで追撃します。Ultを使うとダスクブレードとPassiveが上がるため、二度目のWを使い、もう一度バーストダメージを与えることで、即座にオールインするよりもキルラインが広がります。

 

そしてケインが他のアサシンと違う点は、何といっても集団戦にあります。アサシンはほとんど単体へのダメージに特化し、オールインで敵を一人減らすことが集団戦での基本ですが……しかし、ケインはもはやオールインする必要がありません。他のチャンピオンに例えることが難しいチャンピオンなのですが、運用として似ているのはアーリです。

味方のエンゲージや敵のエンゲージで集団戦が始まった場合、ケインはEで位置取りをしつつ、彼にとってのスイートスポットを探します。ケインにとってのスイートスポットとは、Wを敵キャリーに当てられる位置です。何ならWを当てるだけでも十分な仕事ができるほどにWはダメージがあります

Wを当てた後は、臨機応変に動きましょう。敵キャリーが5割程度の体力ならば、Ultを使って潜り込んだ後、敵の意識を稼ぐために最大まで待って出てきたり、まだ思ったほど敵キャリーの脅威を拭えていないのなら、Wのクールダウンがもう一度上がるまで距離を取っていてもいいです。

一番駄目なパターンは、敵のフロントラインであるタンクやファイターにWを当てて、敵のバックラインにダメージを与えないことです。脅威を稼いだこのビルドは、物理防御の低い対象にスキルを当ててこそ価値があります。前から倒していくことを狙っているなら、影の暗殺者ではなくダーキンにしましょう。

 

 

 

ダーキン

上でプロシーンにおける運用を紹介したので、こちらはC9 ContractzのJungleダーキンを紹介します。

2017 NA LCS Summer W7D1G1 | Cloud9 vs Phoenix1 | Match History

とは言っても、こちらは実装当初から一般的なビルドとして知られているものなので、あまり深く掘り下げる必要はないでしょう。そのため、アイテムと運用方法までスキップしていきます。

 

アイテムビルド

1st item :  AoEが強力なので、数が多いキャンプに有効なタリスマンを購入しましょう。

Boots :   or  ファイターなので、前線を張れる靴選びをしましょう。

Core :   Jungleアイテムの追加効果はお好みで。ウォーリアと黒斧は確定です。

Situational :    タンクなので、相手に合わせて臨機応変にビルドを変えてください。バーストが怖ければ マルモティウスや ステラックの篭手、On hitチャンプが面倒なら ブランブルベストなど。

 

運用方法

2種の壁抜けできるスキルを持ち、高い基礎ステータスがあることから、敵のJungleへの侵入が容易なチャンピオンです(参考動画 → The Breakdown with Zirene: The Power of Kayn (NA LCS Summer Week 7)、日本語訳はまだ来ていないので、何となく理解しましょう)。

敵のJungleに侵入してJunglerの位置を把握した場合、リスクの低いGankを行うことができます。また、壁を通り抜けられるEがあるため、Gankルートの選択肢が増えます。ケインがLv6以降得意とするタワーダイブにおいても、敵のJungleの視界を取ったりJunglerの位置を把握することは非常に重要ですから、積極的にInvade(敵Jungleに侵入すること)をしていきましょう。

 

集団戦においてトリッキーな運用をする影の暗殺者と違い、ダーキンは非常に直感的でわかりやすい運用をします。

単純に強力な2種のAoEスキルであるQとWを主体として、フロントラインを張りながら高い総ダメージを持っており、壁の中を移動できるEでエンゲージも可能です。Rは緊急時の時間稼ぎ、また回復手段として非常に有効で、タンク相手に使用する事で大きく体力を回復することができます。バースト回避やスキル回避にも使えます。

ダーキンはロングファイトを想定したビルドやマスタリー(黒斧や戦いの律動)をしているので、集団戦でもしぶとく生き残ることで最大限活躍できます。ファイターであるためバーストを受けてしまうと簡単に落ちてしまうので、Eで壁を抜けたり、Ultで敵の中に潜ったりして、フォーカスを受けすぎない工夫が必要です。

 

 

あとがき

拝啓、毎年「今年の夏は暑すぎる」って言ってる気がします。実のところケインの声が好きすぎて、影の暗殺者にしか変身できません。皆さま、ゲーム中の熱中症や脱水症状にはくれぐれも気を付けてください。敬具。

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