MFサポート?ROX vs SKTでピックされたフォーチュンについて。

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ROXのGorillaがMF(フォーチュン)サポートという驚きのピックをしてから一夜明け、ソロキューやノーマルには謎のMFサポートが溢れかえるようになりました。

というわけで、今回はMFサポートの強力な点、いつピックすればいいのかなどについて考察していきましょう。

 

 

MFサポートの強み

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MFサポートをプレイした、または敵対したことがある人からすれば、彼女のレーンでのハラスの強さというのは重々知っているはずです。ほぼ回避不可能なEを使ったハラスは、サンダーロードもほぼ確定で発動し、レーンで脅威になります。

長射程、高ダメージで、フィールドに配置するタイプのスキルなので、ハラスをしてきたからといってMFに反撃することは難しいです。そのダメージをかわすためにはカルマやジャンナのようなシールド持ちのサポート、あるいはADC自身でブリンクする必要があります。

ADCが一度ブリンクをすると(例えばエズリアル、コーキ、トリスターナなど)、マナの問題から少し苦しいレーン状況になります。そのため、ブリンクでEを回避するならばルシアンやヴェインといった低コストのブリンク持ちの方が、MFサポートの対策になります

 

今回のROX vs SKTのようにMFを使用するには、まず2つ条件が必要です。

  • 敵のサポートが見えていること
  • 味方のADCがアッシュであること

敵のサポートが見えていない状況では、MFのハラスはカルマやジャンナのようなシールド持ち、またはヒール持ちに簡単に耐えられてしまいます。そのため、ROXがGame2, Game3、そして今日のSSGがGame1で使用した時も、敵がザイラを取ることを確認してからMFをピックしました。

そしてもう一つのキーになっているのは、やはりアッシュです。アッシュはADCの中でも、それどころかチャンピオンの中で唯一グローバルスキルのスタンを持っています。MFの強力な点は長射程の一方的なハラスもありますが、スタンした敵に目がけてEとUltを合わせて使ったときの、アウトレンジから入れられるフルコンボダメージが強力なのです。

 

 

デバッファーとしての役割

アッシュとの組み合わせや、ハラスが強力な点は、これまでニッチなピックが好きだったプレイヤーにとっても知っている点でしょう。ただしそれだけでは、中盤以降活躍できないことが多くなります。しかし、Gorillaが注目したのは、アイテムの効果により敵全体にデバフをかける役割をこなせるという点でした。

MFのアルティメットは、数少ない広範囲の物理ダメージ、更には多段ヒットです。GorillaのMFのビルドは、

 →  → 

といった購入順です。

 

 モータルリマインダー

攻撃力 +50

自動効果 (重複不可) – 処刑人: 敵チャンピオンに物理ダメージを与えると、5秒間持続する「重傷」を付与する。
自動効果 (重複不可) – ラストウィスパー: 増加物理防御貫通 +45%。

 

 ブラック・クリーバー

体力 +300
攻撃力 +50
クールダウン短縮 +20%

自動効果 (重複不可) : 敵チャンピオンに物理ダメージを与えると相手にクリーブを与え、6秒間、物理防御を5%減少させる (最大で6回、30%までスタックする)。
自動効果 (重複不可) – 疾駆: 物理ダメージを与えると、2秒間、移動速度が20増加する。クリーブを受けた敵チャンピオンからアシストを獲得するか、いずれかのユニットをキルすると、代わりに2秒間、移動速度が60増加する。遠隔チャンピオンの場合は、増加する移動速度が半分になる。

*アイテム説明文は公式のアイテムリストから引用

 

これらのアイテムはダメージを与えるためというより、敵にデバフを与えるという点に着目されています。MFのUltはブラッククリーバーの物理防御低下を1秒ほどで最大まで溜めることができますし、モータルリマインダーの重傷も敵全体に与えることができます。

サポートによるダメージのみに着目した場合、ブランドやヴェルコズ、ザイラのような一般的なメイジサポートの方が強力でしょう。

MFが今回使われた理由は、アッシュとのコンビネーションによるアウトレンジからのダメージ敵のサポートにシールドやヒールがなくハラスが通るそしてアイテムのデバフが効果的に働くようなオラフやエコーといったチャンピオンが敵にいたことがピックの理由になったのでしょう。

 

 

MFサポートの弱点

MFサポートとアッシュの相性がいいからといって、いつでも強いというわけではありません。当然ですが弱点はあります。

まず、アッシュとMFというBotの構成にした場合、圧倒的にモビリティが足りません。また、ADCを守るためのスキルはMFに全くといっていいほどないため、ガンクに非常に弱いです。おそらく、現在使われているサポートの中で一番と言ってもいいでしょう。

ガンクを受けないようにレーンを引いておけば…と思うかもしれませんが、タワーダイブにもめちゃくちゃ弱いです。エリスやザック、オラフのようなタワーダイブが可能なチャンピオンに一生おいしくいただかれる可能性があるので、ミニオンウェーブをタワーまで引くのはかなり怖いです。

 

今回のROXの試合では、ROXのJungler “Peanut”がほぼBot側にいて、カウンターができるように控えていました。また、Botサイドの相手ジャングルを支配し、視界のコントロールもしっかりとできていました。

敵Junglerの位置が把握できていてガンクを未然に防げる場合を除いて、Junglerはカウンターする用意が必要になります。このチャンピオンをソロキューまたはデュオキュー向けだと思わない点はそこなのですが、もし万が一使いたい、使わないと親が死ぬような状況だというのであれば、Jungle・ADC・Supportの3人は連携が取れた方がいいでしょう。

 

また、MF1人の逃走性能も低いので、ある程度危険を察知できる必要があります。敵のJungleにディープワードを置きに行くような時は、細心の注意を払いながら行くか、Junglerと共に行動するか、敵の位置を把握できている時にしましょう。

 

もう一つ、エンゲージに非常に弱いです。具体的にはSSG vs H2KのGame1の話ですが、ケネンによるエンゲージを回避するためにSSGはひたすら自分たちより後方のワードを処理していました。オラフが突っ込んで時間を稼ぎ、ケネンに裏から入られた時点でゲームオーバーとなるからです。

MFサポートに対抗する構成は、エンゲージ用のタンクとしてザック、マルファイト、オラフ、レオナ、レクサイなどを構成に入れて、敵の陣形が崩れたところに後から入ってくるダメージディーラーとして、ブラッドミア、ケネン、ウーコンなどの敵の懐に入れる強力なAoEチャンピオンを採用するというものが考えられます。

H2KはMFサポートとアッシュに対抗するための構成を組めていましたが、あまりにも慎重なSSGのワードクリアによってそれができませんでした(H2Kのサポートはザイラで、逃走性能もなくディープワードを置くのが苦手なチャンピオンだというのも響いていましたが)。

 

 

ルーン・マスタリー

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スキル

R>E>W>Q

ルーン

赤 Hybrid Pen*9 / 黄 Health Flat *9 / 青 AP Flat *9 / 紫 AR *2 , AP *1

マスタリー

0/18/12, 雷帝の号令

(※SSGのCore JJのMFサポートは12/18/0でした)

 

 

使うときのコツ

  • Ultを使ってからEではなく、Eを使ってからUltを使いましょう。3秒間に与えるダメージがまるで変わってきます
  • アイテムビルドの選択は柔軟に。敵のオールインが強力なのであれば、ヘルスの上がるブラッククリーバーやサポートアイテムを購入したり、敵に回復能力が多い場合は、モータルリマインダーから購入しましょう
  • EもUltも集団戦で爆発的な活躍が見込めるスキルではありません、どちらかといえばピックアップで安全な位置から高いダメージを出せるというのがMFサポートの強みです。アッシュのUltが当たったら躊躇せずスキルを使いましょう。ダメージを出すのに時間がかかるスキルなので、躊躇していればキルを拾えない可能性が高いです
  • 自分のサポートの練度が低い場合、ガンクで死にまくる可能性があります。タワーダイブにも鬼のように弱いので、レーンを引いていれば大丈夫ということはありません。Junglerに視界をしっかり取ってもらい、カウンターに来られるよう準備してもらいましょう
  • 敵に有利なエンゲージをさせないように、敵のワードの位置と敵のテレポートのクールダウンを把握しましょう

 

 

あとがき

この試合の途中で目が覚めて見始めたので、ADCが分身したのかと思いました。

前回のマッチアップ分析でザイラが注目のチャンピオンになると言いましたが、むしろザイラがカモられてて笑いました。誰が読めるかこんなピック。

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