Worlds マッチアップ分析 – ROX Tigers vs SK Telecom T1

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ついに準決勝まで来たWCS、残すところあと3戦です。そして、明日のマッチアップは最も注目される試合となるでしょう。

今回はSK Telecom T1とROX Tigersによる、準決勝のマッチアップについて見ていきましょう!

 

準決勝は、10月22日、朝7時から開始されます。また、Semi Final以降はeyesさんとrevolさんの実況解説付きで配信があるそうなので、そちらもチェックです!*Twitterの告知

 

 

マッチアップ解説

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韓国対中国の準々決勝は韓国チームが制し、セミファイナルの初戦はLCK1位と2位の戦いになりました。

ROX Tigers(以下、ROX)はLCKの中では珍しく試合の序盤を重視するチームです。グループステージではCLGとANXに1敗ずつしたものの、結局1位通過してくるあたりが彼らの強さなのでしょう。

SK Telecom T1(以下、SKT)は言わずもがな、去年のWCS優勝チームです。Marinが抜けBengiがサブに移動したものの、彼らの強さはまだまだ衰えていません。

 

このマッチアップは、去年のWCS決勝とまったく同じカードです。そしてどちらも世界一の座に最も近いチーム…SSGとH2Kが弱いチームというわけではないのですが、実質決勝と称されることは多いです。

 

 

ROX Tigers(LCK – 1位)

via Worlds Wallpapers

チーム評価

韓国2強の1角を担いながら、去年も優勝まであと1歩のところで止められたROX Tigers。今年も彼らの前に立ちはだかるのは、やはり最強のライバル SKTということになります。

彼らが去年と違う点は、やはりPeanutの加入でしょう。去年のHojinが優秀なプレイヤーでなかったわけではないですが、Peanutが序盤からプレッシャーの高いJunglerを使い、Gorillaと共に早い時間帯からマップ全体をコントロールしていくことができるようになりました。また、TopレーナーのSmebは今年のSpring Split、Summer Splitの両方でMVPを獲得し、WCS前の解説者3人が付けたランキングでもFakerを抑えて世界でNo1のプレイヤーだと紹介されています。

世界最高のプレイヤーがいるチームのメンバーが凡庸であるわけがありません。彼らの強さを説明するのに数字が必要でしょうか?世界で最もレベルの高いリージョン、”LCK”で1位であること、それが既に強さの証明でしょう。

 

対SKTのROX Tigersについて

やはり懸念材料は、相手がSKTだということです。ROXは夏のレギュラーシーズンで、SKTに1勝もしていません(Bo3で2試合、どちらも0-2で敗北)。プレイオフはKTがSKTに勝利したため、ROXの夏はSKTに1勝もできないまま終わりました。

なぜそれほどまでに苦手意識を持っているのか、その理由はMidレーンにあります。ROXにはKuroとCryという二人のMid Lanerがいますが、どちらもSKTを相手に有利を取ることができません。なぜなら相手はFaker、魔王とまで称される最強のMidレーナーだからです。

Midで不利を背負ってしまうと、Fakerが動きやすくなり、Jungleが抑え込まれ、Peanutの影響力が小さくなってしまいます。今大会では特にPeanutの活躍がめざましい分、FakerがMidで有利を作りJungleと共に自由に動くのは最も避けたい展開です。

ROXの得意とする早い試合展開をSKTが止めれば、SKTはレートゲームに持ち込んでROXに隙を見せないまま勝利する可能性が高いです。ROXとしてはSKTの弱点であるJungleの部分を攻めて、序盤に大きな有利を得る必要があるでしょう。

 

 

SK Telecom T1(LCK – 2位)

via Worlds Wallpapers

チーム評価

おそらく世界で最も知られているLOLプロプレイヤー、”Faker”を擁するSKT。去年の優勝から早1年、今年も危なげなくここまでの優勝への階段を上がってきました。

去年との違いはTopがDukeに代わったことです。Dukeはスプリットプッシュを得意とするTopレーナーで、特にジェイスとトランドル、シーズン中はイレリアやエコーを頻繁にピックしていました(GPもよく使っていましたが、彼は死んだので気にしないことにします)。

彼らのチーム構成の鍵となるのはやはりFakerですが、Bangも非常にいい働きをしています。彼らの弱点といえる点はあまりないですが、あるとすればJungleであるBlankの不安定さ…ということになるでしょう。それもあり、Fakerには早い時間帯から有利を取って、Blankと共にBotレーンを勢いづけるとともに、Jungleへのプレッシャーも与えていきたいところです。

 

 

注目チャンピオン

今回は趣向を変えて、このマッチアップでキーとなりそうなチャンピオンを見ていきましょう。

 ジェイス

SKT Dukeが今大会で最もピックしているチャンピオンです。ジェイスは序盤から中盤、スキルセットのおかげでかなり強力で、1v1が得意なスプリットプッシュ型のチャンピオンです。

ジェイスのスプリットプッシュで強力なのは、追撃力とDPSとバーストを兼ね備えている点です。そのためスノーボール性能が高く、流れを付ければTOPで大きな有利を付けることができます。

弱点としては終盤、そして集団戦のところで止められやすく、単体ダメージが多いため、ちゃんと5v5をされると活躍しづらいという点があります。そのため、ザイラのようなカウンターエンゲージとゾーニングが得意なチャンピオンを入れ、集団戦自体を拒否したり、敵にエンゲージされてもダメージを出されにくい構成が流行しています。

 

 オレリオンソル

ROX KuroがEDG戦で2回ピックし、2勝しています。また、SKTがFW戦で敗北した時、敵のMapleが使うオレリオンソルがかなりFakerを抑えつけていました。

オレリオンソルの強力なところは、レーンでのカウンターが非常に少ないことです。そもそもオレリオンソルが取る戦術は、レーンのウェーブをクリアし、Roamを行うというもので、Midで戦わずして有利を広げていくことができます。

その戦術をより活かすために、Junglerは序盤からプレッシャーをかけられるチャンピオンが良いでしょう。リーシン、エリス、オラフといった序盤から強力なJunglerと、オレリオンソルの素早いRoamは、テレポート環境ではないMidレーンでは止める術が少ないです。

Midレーンで見られるマッチアップはおそらく、

Syndra vs Vladimir

キャリー絶対殺すシンドラ 対 タンク立ち入り禁止なはずのMidで活躍するタンク や、

AurelionSol vs RyzeMalzahar

絶対Roamするオレソル 対 対象指定で絶対お前を止めるライズとマルザハール 。

そのあたりと、CassiopeiaViktorVarusOrianna このあたりの役者が出てくるでしょう。

…ああ、Fakerがリヴェンやマスターイーを使うという可能性も、なくはないです。

 

Zyra ザイラ

彗星のごとくWCSに現れたザイラ。WCSでは合計12試合でピックされ、10勝2敗という戦績を残しています。そして、先週の準々決勝では、14試合中10試合でピックされました。

彼女の一番の強みといえば、序盤のハラスやジンと合わせたCCチェインもありますが、やはりカウンターエンゲージ能力です。彼女がいるだけで集団戦を無理やりに開始することができなくなりますし、広範囲のアルティメットは敵の前衛と後衛を分散させることができます。これは例えば、オラフのようなタンクを孤立させることが容易だということです。

ザイラはジンやケイトリンといった、射程が長くモビリティのあまりないADCと組むことが多いです。また、この二人はどちらもCCチェインが可能で、レーンからキルポテンシャルも生み出せます。

弱点としてコアアイテムであるライアンドリーの仮面ができるまでの時間が少し弱い、PokeやSiegeへの対抗策の少なさ、ガンク耐性があまりないことなどが挙げられます。現状のプロシーンでモビリティに最も欠けているメイジサポートと言ってもいいほどなので、特にEを使った後はガンクに注意する必要があります。

 

 

あとがき

Peanutかわいい!って言う人がTwitterに多かったので、「こいつら人を可愛いって言って自分の好感度上げるタイプか~~?」と思いながら見たんですが、かわいかったです。

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